まず、お酒の分類について大きく分けて醸造酒・蒸留酒・混成酒に分かれる。
1.醸造酒:原料をそのまま、もしくは原料を糖化させたものを発酵させた酒。
●単発酵酒:原料中に糖分が含まれており、直接発酵するもの。ワインなど。
●複発酵酒:穀物などデンプン質のものを原料とし、糖化の過程があるもの。
○単行複発酵酒:糖化の過程が終わってからアルコール発酵が行われるもの。ビールなど。
○並行複発酵酒:糖化とアルコール発酵が同時に行われるもの。清酒など。
2.蒸留酒:醸造酒を蒸留し、アルコール分を高めた酒。ウイスキー・ブランデーなど。
3.混成酒:酒(主に蒸留酒)に他の原料の風味をつけ、糖分や色素を加えて造った酒。リキュールなど。